沿革 御祭神 歴代公紀 土佐藩略史

歴代公紀

この史料は、山内家家史編輯所において、明治44年より昭和19年までの30余年にわたって、その編輯作業が行われたものである。 史料の蒐集、史料の吟味と取捨選択、原稿の作成などに当たったのは、沼田頼輔・田岡正枝,福島成行・平尾道雄氏らである。

この史料は編年体の史料集の形で、土佐歴代藩主の「公紀」としてまとめられており、その期間(時代)は、初代一豊の生年(天文14年・1545)から十六代豊範 の没年(明治19年・1886)までである。

「歴代公紀」と名付けているが、その内容は藩主や一族の消息とか事蹟にとどまるものではなく、広く土佐藩内における政治・経済・軍事・外交・社会・宗教・学術・技芸などの問題や災害及び事件など多方面にわたっている。 加賀の前田家もこのような史料集を作っているが「加賀藩史料」と名付けられている。


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